2017年冬、駅前にシネマコンプレックスを迎え入れる豊田の市と街が主体となり、映画文化に触れる映画祭を開催。
文学、音楽、絵画などの総合芸術とも称される“映画”の中でも、日本を代表するジャンルとなったアニメーションにフォーカスし、その“ものがたり”を“ものづくり”の視点から紐解く。
2017年春の開催はセレクトテーマを、“アニメーションと近未来”に設定し、近未来とテクノロジーを織り込むアニメーションづくりで知られる神山健治監督とその新旧作品を招いた特別上映会等を開催する。
人はどうして夢を見るのだろうか。自分では気づかない無意識のストレスや心の乾き。心の中で足りなくなっている何かをサプリメントのように補ってくれるのが、夢の役割かもしれない。神山健治監督が最新作のモチーフに選んだのが、その「夢」だ。神山監督はこれまでSFやファンタジーなど、重厚な世界設定を構築しその中で人間ドラマを描いてきた。そんな神山が自ら原作・脚本を担い、監督する初の劇場オリジナルアニメーション。
石ノ森章太郎の『サイボーグ009』を基に舞台を現代にシフトし、映画化。原作のテーマでもある「正義とはなにか」を2000年代的解釈で描く。今作で試されたセルルックのフル3DCGはアニメ表現の可能性を広げることに。
TVアニメシリーズ。原作コミックとも押井守監督版の劇場アニメとも異なるパラレルワールドを大胆に描いた第三の「攻殻機動隊」。練られた人間ドラマと完成度の高い作画や音楽はファンの間で今も高評価を獲得している。
神山が原作も手がけたノイタミナ枠初のオリジナルTVアニメ。現代社会の抱える歪みや閉塞感を的確に捉え、物語に投影した近未来サスペンス。キャラクター原案を「三月のライオン」の羽海野チカが務めたことも話題に。
応募方法:下記の応募ボタンを押下し、応募フォームよりご応募ください。
応募期間:2017年2月14日(火) 0:00~2月24日(金)23:59
抽選発表:2017年2月末日 抽選結果メールにてお知らせいたします。
応募受付は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。
『009 RE:CYBORG』『東のエデン』そして、『攻殻機動隊 S.A.C.』 国内屈指のSFアクションやハイファンタジーとも評される代表作の数々と、 その先に描かれた最新作『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』。
「現在と地続きの未来を描いてきた」と語る神山健治監督の宿す“アニメーションと近未来”に触れる5日間が、とよたの街で幕を開ける。
背景美術スタッフとしてキャリアをスタート。『攻殻機動隊 S.A.C.』で監督としてシリーズ構成を兼任した。
続いて『精霊の守り人』でも再び監督としてシリーズ構成を兼任。オリジナルTVシリーズ『東のエデン』では原作も務め、
『009 RE:CYBORG』においては初のフル3D劇場作品を監督した。
原作・脚本・監督 神山健治、高畑充希が主演声優を務める、アニメーション映画の話題作 『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』(3月18日劇場公開)の制作に関連する貴重な資料を展示します。
©2017ひるね姫製作委員会